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宝篋山シダ観察会報告書

実施日   2011年7月24日(日)

一般参加者 5名(内2名は、準会員に登録)

会員参加者 高橋、塚本、杉山、居村、山口、塚本(栄) 櫻井 柿崎

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シダを中心とした観察会は初めてなので参加者がどのくらいになるか懸念もありましたが、ルーペを使って胞子や鱗片の形と色、鋸歯など膝をついての観察会はこの位の人数がやり易いのではないかとも思われました。

台風6号の影響で下見、本番とタイトな日程でしたが当日は天候にも恵まれ、宝篋山の沢沿いをゆっくり歩いて多46種のシダを観る事が出来ました。イタチシダの仲間やイノデの仲間はよく観ればもっと種数が増えると思われますが何せ初めての経験でもあるので、これからも回を重ねて同定できる種を追加していきたいと思います。

特に「ハイホラゴケ」は筑波山系では大変貴重な種である事を博物館の先生から伺いました。参加くださった皆さまと共にこれからも少しずつ観察地を広げて多くのシダを同定できるように学んでいきたいと思います。本当に有難うございました。

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観察できたシダ(同不順)

1)カニクサ、2)ミドリヒメワラビ、3)イノデ、4)ハリガネワラビ、5)オウレンシダ、6)フモトシダ、7)ヤブソテツ、8)ミゾシダ、9)ベニシダ、10)トウゴクシダ、11)オオベニシダ、12)クマワラビ、13)イワガネゼンマイ、14)ウチワゴケ、15)ゼンマイ、16)ウラジロ、17)リョウメンシダ、18)ジュウモンジシダ、19)マメズタ、20)ノキシノブ、21)ハシゴシダ、22)シケチシダ、23)オクマワラビ、24)オオバノイノモトソウ、25)ヤマイタチシダ、26)ホソバイヌワラビ、27)ホソバカナワラビ、28)ハイホラゴケ、29)トウゲシバ、30)ミサキカグマ、31)イワガネソウ、32)ヤマヤブソテツ、33)ホソバシケシダ、34)オオキジノオ、35)ヘラシダ、36)シケシダ、37)シシガシラ、38)キヨタキシダ39)イワヒメワラビ、40)ヒメシダ、41)イヌシダ、42)ミツデウラボシ、43)イヌワラビ、44)トラノオシダ、45)ヤマイヌワラビ、46)ワラビ

主な植物

草本 コクラン、ムラサキニガナ、オオバギボウシ、アキノタムラソウ、ヤマユリ、ニガクサ

木本 コジキイチゴ、ヤマアジサイ、イズセンリョウ、リンボク、ヤブコウジ

特にコジキイチゴはオレンジ色の果実が多く実り、参加者全員で試食することが出来ましたが見かけによらず中が空洞なので食べ応えはありませんでした。

(文 柿崎瑞枝)

一般参加の有村さんの感想文

宝篋山・シダ観察会に参加させて頂きありがとうございます。

観察会では、出発するとすぐに道路わきに多種類のシダが見られ、宝篋山に入ってからはウチワゴケ、オオキジノオなど普段は目にできないたくさんの種類のシダを見ることができ、大いに楽しむことができました。

私は数年前からシダを勉強しておりますが、図鑑で調べてもほとんど分かりません。詳しい方に教えて頂くことが不可欠だという思いがしていますが、そのような機会もなかなかありません。今回のシダ観察会では、全体的特徴から細部の区別点に至るまで、先生方に丁寧に納得いくまで教えて頂き、本当にありがたいことです。教えて頂く一方で忘れるのも早いのですが、今回の観察会により私の知識も確実に広がった感じがします。

森林インストラクタ茨城の皆様には、下見を行い、解説資料やリストを作成されるなど、大変ご苦労をおかけしたことと思います。深く感謝申し上げます。恐縮ではありますが、今後もこのような観察会を行って頂ければ誠にありがたく、切にお願い申し上げます。

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観察会後・小田休憩所にて
最終更新日:2011年8月9日
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