古徳沼と古徳の森の観察会報告
〇日時:2025年6月29日(日) 9:30~13:45
〇観察コース:古徳沼白鳥見学者駐車場⇒古徳沼周回路⇒那珂市有林⇒鉄塔⇒ロータリーの森周回コース⇒冒険の森(昼食)⇒長田谷津林道⇒古徳沼(地図参照)
〇参加者:5名
〇観察された主な草花:ウマノスズクサ(花)、カナビキソウ(花)、アキカラマツ、メヤブマオ、オカトラノオ(花)、サラシナショウマ、クリンソウ(植栽)、ソクズ、ヤブミョウガ、ベニバナボロギク(花)、ミクリ(茨城県準絶滅危惧種)、タカトウダイ(花)、ツリガネニンジン(花)、オオブタクサ、マコモ、タカアザミ、イヌゴマ、ママコノシリヌグイ(花)、カキツバタ、ガマ(実)、ウキヤガラ、アシ、トウゴクヘラオモダカ(茨城県&環境省 絶滅危惧Ⅱ類、開花は午後)、イヌヌマトラノオ(?)、クラマゴケ、ボタンクサギ、オオカモメヅル(花)、ナガバハエドクソウ(花)、ムラサキニガナ(花)、クモキリソウ、チダケサシ(花)、アカショウマ(花)、トリアシショウマ(花)、マルバノイチヤクソウ、ウメガサソウ、ムヨウランの仲間(実 未同定)、レンゲツツジ(茨城県準絶滅危惧種)、ママコナ(花)、ヒトツボクロ(実 茨城県準絶滅危惧種)、コクラン、キヨスミヒメワラビ(シラガシダ)、キンセイラン(茨城県絶滅危惧ⅠB、環境省絶滅危惧Ⅱ類)、シュウカイドウ、ムラサキカタバミ(花)、ヤマオダマキ(実)、ヒメヤブラン(花)、タニヘゴ、アギナシ(茨城県絶滅危惧Ⅱ類、環境省準絶滅危惧種)、タコノアシ(茨城県準絶滅危惧種)、オニスゲ(実)、ホタルブクロ(花)、オオハンゲ(花 逸出?)、ムサシアブミ(逸出? 茨城県絶滅危惧ⅠB)、キチジョウソウ、キンラン(実 茨城県準絶滅危惧種)、ヒメコウゾ(実)、ギシギシ、アレチギシギシ、エゾノギシギシ、テリハノイバラ(花)、カニクサなど
〇 感想等:
はじめての担当で不慣れだったが、皆さんのご協力により、何とか観察会を行うことができた。今回は、水辺の草花と森の草花を見ることができるコースでした。最初に遭遇したウマノスズクサ(ジャコウアゲハの食草)は、普段、蔓を見かけることは多いが花を見る機会は少なかった。ちょうど花の時期に当たり、不思議な花の形を写真に収めることができた。また、ミクリ、トウゴクヘラオモダカ、ヒトツボクロ、アギナシ、タコノアシ、ムサシアブミ、キンセイランなど、茨城県のレッドデータブックに掲載されている植物も観察することができ、地味な草花が多いものの、県北の山地とは少し違った植物を見ることができた。
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ウマノスズクサの花 | トウゴクヘラオモダカ(開花時) | 参加者の皆さん |
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2025.6 小林澄男